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株価の値下がりを気にしないで株主優待ゲット!つなぎ売りのやり方をマスターしよう!

   

株式投資の魅力である「株主優待」。

銘柄自体はそこまで魅力的ではないけれど、株主優待は気になる…。そんな時もありますよね。そこでぜひ活用を検討したいのが「つなぎ売り」です。「クロス取引」や「タダ取り」とも言われています。

このつなぎ売りを上手に活用すれば「権利落ちの値下がりリスクを気にすることなく株主優待が手に入れられる」という魅力的な結果を得られます。ちなみにつなぎ売りは、反則技ではなく、主要な証券会社のサイトでも紹介されているテクニックです。

ということで今回はつなぎ売りにスポットを当てて紹介していきたいと思います。

株主優待の基本からおさらい

つなぎ売りの紹介の前に、まずは株主優待の仕組みからおさらいしておきましょう。キーワードは「権利確定日」「権利付き最終売買日」「権利落ち日」

権利確定日

権利確定日は名前の通り株主の権利が確定する日のことです。この日に株主として認められれば株主優待が受けられる、というわけです。ほとんどの銘柄は100株以上保有で株主としているので、権利確定日までに100株保有できていれば株主優待が受けられることになります。

権利付き最終売買日

こちらは権利確定日までに株主になるための最終日になります。確定日の3営業日前が「権利付き最終売買日」です。つまり、権利付き最終売買日までに株を購入しておくことが求められます。

権利落ち日

権利落ち日は最終売買日の翌営業日になります。つまり、この日に急いで株を購入しても株主優待、配当金は受け取れない、ということです。株主優待をもらうだけもらって株を売却する人が大勢出てくるため、株価が大幅に下落する傾向にあります。

これらのキーワードを頭の中に入れた上で「つなぎ売り」の説明に移っていきたいと思います。

現物買い+信用売り→現渡=つなぎ売り

このように株主優待を巡って、権利付き最終売買日に株価が大幅に上昇し、権利落ち日に大幅に下落することが予測されます。そうなると、株主優待を目当てにするだけでわざわざ購入するのは損失になる可能性の方が圧倒的に高いことになりますね。

そこでつなぎ売りを活用します。つなぎ売りを利用することで、株主優待の権利をとったら株価の下落を気にすることなくすぐに売却できます。そしてやり方はとても簡単なんです。

最終売買日前に現物取引で必要な株を購入し、同じ値段、同じ数を信用取引で空売りします。そして翌日に優待券りを獲得したら「現渡」すればつなぎ売りの完了です。

株主優待の権利を獲得すると同時に、現物売りによるマイナス、信用売りによるプラスが相殺。これによって権利確定日以後の株価値下がりリスクを回避できます。

つなぎ売りは使える銘柄とそうでないものがある

株主優待が用意されている銘柄なら全てつなぎ売りが使えるか、といえば決してそのようなことはありません。残念ながらつなぎ売りができるのは「空売りできる銘柄だけ」となります。

空売りするための銘柄の条件は「制度信用取引で使える選定された銘柄」「一般信用取引で売り建て可能な銘柄」のいずれかとなっています。前者は証券取引所が決めているので証券会社によって異なることはありません。全て一律です。しかし後者に関しては各証券会社が自由に決めています。しかし現状主要ネット証券会社はSBI証券、カブドットコム証券、松井証券の3社しか対応していません。

ということで、自由に自分の好きな銘柄でのつなぎ売りを活用したければ、SBI証券、カブドットコム証券、松井証券のいずれかの信用取引口座を持っておく必要があります。もちろん今後他の証券会社のつなぎ売りに対応する可能性は大いにありうるので動向を確認しておくように!

つなぎ売りの前に絶対に確認するべき注意点


つなぎ売りは確かに有効なテクニックなのですが、リスクもそれなりに存在しています。やはり大きなリスクとなるのはコストです。具体的には以下の通り。

・現物買い、信用売りに必要な売買手数料
こちらは普段から支払っている手数料になります。

・貸株料
空売りするためには証券会社から株を借りなくてはなりません。この株に対する金利が貸株料です。

・逆日歩
逆日歩は必ず発生するわけではありませんが、優待内容が人気のものほど高くなってしまいがちです。それぞれの銘柄によって設定される割合が異なります。ちなみに逆日歩は最終売買日の翌日にならないとどれくらいの金額になるか分かりません。ですので結果的に優待金額以上の費用を支払わなくてはならなくなってしまった、ということも十分考えられます。

ということで、つなぎ売り前に必ず確認したいポイントは次のようになります。

「信用売残」「信用買残」の確認

最終売買日直前に必ず確認しておきたい「信用売残」「信用買残」。もしも「信用売残」が「信用買残」を大幅に上回っているならその銘柄は避けたほうが良いでしょう。ちなみにこれは、信用取引全体で売りが多いのか、買いが多いのかを示す数値です。各証券会社の取引画面から確認できます。

貸株注意喚起を確認

貸株注意喚起は各証券会社の銘柄情報ページなどに記載されています。要するに「高額な逆日歩がつきやすいのではないかと予想される」ということ。貸株注意喚起がついている銘柄は高い確率で高額な逆日歩が発生するのでリスクが大きいです。

過去の逆日歩を確認

気になる銘柄があったら、必ず過去の逆日歩をチェックしておきましょう。株主優待の内容はそうそう変わるものではありません。ですので過去の実績を確認するのは非常に有効です。こちらは証券会社のホームページなどで確認するのは難しいので、銘柄名+逆日歩で検索すると見つかることが多いです。

まとめ


つなぎ売りについて何となくイメージは掴めたでしょうか。株主優待だけ得られるコストがとても低い有効なテクニックです。そしてこのつなぎ売りは何も株主優待のときだけ活用できる、というものではありません。意外と使える局面は多いもの。ということで新しい投資テクニックのひとつとしてぜひ「つなぎ売り」をマスターしておきましょう。

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