セツヤクLifeBox

必ず貯まるブロガー流節約術と貯蓄法

ビットコインが悪用される!?マネーロンダリングに利用される可能性は?

   

ビットコインは便利な通貨だけど、なにか怪しいイメージがある、マネーロンダリングなど不正に利用されたりしないのか、こういうことを考えている人が世の中にはけっこういますが、実はこれ、まったくの杞憂です。

世間一般のイメージと違い、ビットコインは犯罪に向いた通貨ではありません。ですので、警察などの国家権力がその気になれば、不正な送金履歴を洗い出すことができますし、送金者が犯罪に関わっていたら逮捕することもできます。

つまり、ビットコインは無法通貨でも匿名通貨でもないのです。なぜそう言いきれるのか、その理由をこれから紹介します。

匿名性の高いビットコインのメリットがマネーロンダリングに利用される可能性

匿名性が高いということが、ビットコインの長所ですが、これは犯罪組織に悪用されかねないという欠点でもあります。

なので、今世界各国で法整備が急がれています。日本にも、仮想通貨法(正確には情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律)が作られ、この法律でビットコインに規制の手が及ぶようになりました。

では、具体的にこの法案で何がどう規制されるようになったのでしょうか。この法律のもっとも大きな特徴は、仮想通貨取引所を登録制にしたことです。今までは、登録などしなくても無許可で取引所を開設出来たので、怪しげな会社や個人が取引所を開設することも出来たのですが、この法律が施行された結果、それが難しくなりました。

それだけでなく、仮想通貨を売買するためにユーザーが取引所に口座を開設する場合、免許証などを使って本人確認を行うようになったので、今までのように素性のわからない人が頻繁にビットコインをやりとりすることが難しくなりました。

ビットコイン本人確認資料参考
運転免許証
パスポート
個人番号カード(写真あり)
住民基本台帳カード(写真あり)
各種健康保険証・共済組合会員証
各種年金手帳
各種福祉手帳
印鑑登録証明書
住民票の写し
在留カード
特別永住者証明書

 

それらの記録を取引所が保存することも義務付けられたので、怪しげな組織や個人が、ビットコインを使ってマネーロンダリングすることができなくなったのです。

日本だけでなく外国でも、この手の法整備が進んでいますので、そういうことはいずれどこの国でも不可能になるでしょう。

マネーロンダリングってどんなこと?

麻薬の密売などで儲けた闇の金を、表で使えるきれいなお金にする、これがマネーロンダリングです。

このマネーロンダリングの手口はいくつもありますが、代表的なのがペーパーカンパニーを使ったやり方です。どこかの国に架空の、書類上だけ存在する会社を作り、そのカンパニーにこっそり闇の金を入金、その後そのお金を売上金として回収するというものです。
ビットコインを使ったマネーロンダリングも、これと同じです。

闇の金でビットコインを買い、そのビットコインを使って物を買ったり、あるいは円やドルなどの通貨に換えることで、きれいなお金にするのです。

これをあちこちの取引所で繰り返すと、元をたどるのが難しくなるので、闇の金がきれいなお金になります。

ビットコインを利用した詐欺が発生している

世の中にあるビットコイン詐欺の大半は、直接ビットコインが関わっていない詐欺です。
例えば、この仮想通貨は将来ビットコインのように値上がりするから、今のうちに買っておかないと損をするといい、たいして価値のない他の仮想通貨を高値で買わせたり、ビットコインを効率よく稼ぐための投資セミナーがあるから、あなたも会費を払って聞きに行こうといい、何十万もの会費を騙しとったりする詐欺などがあります。

どちらの例も、ビットコインそのものを使った詐欺というより、ビットコインをダシにした詐欺なので、ビットコインをダシにして、他の仮想通貨を買わせたりするのは怪しいということをわかっていれば、ほとんどの詐欺に騙されずに済みます。これらのビットコインをダシにした詐欺以外に考えられるのが、ビットコイン取引所をネタにした詐欺です。

巨大な取引所であったマウントゴックス社が、いきなり倒産し、マウントゴックス社に預けていたビットコインが返ってこなくなる事件が起こりましたが、この事件をネタにして、今あなたが使っている取引所は信用できないなら、他の取引所にビットコインを移動させるべきと煽り、そのコインを詐欺師の口座などに移動させるなどして、一気にだまし取る手口もあります。

こういう詐欺もありえますので、ビットコインを持っている人は信用できる取引所に預けておくといいでしょう。

トレーサビリティが充実しているビットコインこそ不正なお金の移動には適していない

ビットコインは、匿名性があるので、マネーロンダリングなどの不正な送金に適していると言われますが、そんなことはありません。

確かにビットコインは暗号を用いてやりとりするのでハッキングしてコインを横取りするなどの不正には強いですが、同時にトレーサビリティ(追跡性)もありますので、何か不正な送金が行われた場合、取引履歴をたどって大元の送金先に行きつくことができます。

ビットコインを使って犯罪の収益を移転したり、麻薬購入代金など、犯罪に関わるお金を送金したりしてもすぐにばれてしまいます。
ビットコインほど、不正な送金が自らの首を絞めてしまう通貨はないのです。なので、ビットコインを使ってよからぬことを考えている人は、辞めておいたほうが賢明です。

まとめ

ここまで述べてきたように、ビットコインほど世間のイメージと実像が乖離した通貨は珍しいです。

追跡性が高いビットコインは、マネーロンダリングが非常にしにくい通貨なので、
犯罪の収益をビットコインを通じて表の通貨に変えよう、などのよからぬことを考えると、自分の首を絞めることになります。

そのうえ日本を初め各国で法規制が厳しくなることを考えると、これからビットコインを不正なことに使うのは、さらに難しくなることでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 65
    follow us in feedly

  関連記事

完璧に見えるビットコインに死角はあるの?

昨今ではインターネットの普及にともないオンライン上での金銭取引の増加している傾向 …

ビットコインはなぜ通貨としての価値を持つの?バーチャルなお金に価値が出る仕組みを解説

今までの通貨である米ドルや日本円などの通貨はなぜ価値があるのかというとみんなが「 …

モナーコインは日本のカルチャーの根付いた日本発の仮想通貨

国産の仮想通貨であるモナーコインはどんな特徴を持つのか 多くの仮想通貨が注目され …

モネロ(Monero)はビットコインよりも匿名性の高い仮想通貨

出典:coincheck モネロという仮想通貨のことをご存知ですか。たくさんの種 …

「みんなのビットコイン」トレイダーズが運営するビットコイン手数料無料の取引所

出典:/min-btc 堅固なセキュリティのなか手数料無料で取引できる誕生間もな …

新仮想通貨のビットコインキャッシュとは、その正体に迫る

仮想通貨のハードフォーク問題とマイニングの限界 出典:btcnews ビットコイ …

ビットポイント(bitpoint)の取引手数料が無料!自動売買もできる仮想通貨取引所

出典:bitpoint 初心者〜上級者まで安心して取引ができるビットコイン/イー …

今話題のビットコイン!盗まれる可能性はあるのか?心配を解決~

通常の貨幣の場合は盗まれてしまう可能性があります。 例えば、お金を財布に入れてい …

ビットコインはクレジットカードとどう違う?ビットコインの台頭で財布の厚さはどんどん薄くなる?

お金が手元になくても物を買うことができるクレジットカードと、円やドルといったお金 …

暗号通貨と仮想通貨ってなにが違うの?

「暗号」とは通信の秘密を守る為、情報を第三者が見ただけでは内容がわからないように …