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突然の大怪我や大病にも慌てないで!高額療養費を活用しよう!

   

もしも一カ月のあいだに高額の医療費がかかってしまったときには、高額療養費、自己負担限度額といった負担軽減制度を利用しましょう。

高額療養費と限度額適用認定証

高額療養費とは、同一月(1日から末日まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

また同様の制度で、医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法もあります。

このふたつの違いは何なのか。一言でいうと、上記の手続きが高額療養の支払いをする後か前かの違いです。

つまり、治療を行い、料金を支払ったに請求をするのが高額療養費制度。一方、治療を受ける事前に申請して限度額適用認定証を受けとり、医療機関に提示することで上限料金の支払いですむ、という制度です。

たとえば、事故や急病など急な手術を要するような場合が前者にあたります。

一刻を争うわけですから、まず手術、治療費もとりあえずは自分で立て替えて、後になってから払い戻しの手続きをします。

対して、数日後に手術の日程が決まっているなど、高額療養を受ける予定があらかじめわかっているというような場合が後者にあたります。

いくら後から払い戻ししてもらえるとはいっても、一時的に立て替えるそのお金を用意するのもたいへんです。時間に余裕があれば事前に認定証をもらっておいたほうが負担が少なくてすむでしょう。

ではどちらのほうが金額的にお得なのでしょう。
じつはどちらの場合も私たちの負担する医療費は同額です。

自己負担限度額は本人の収入、年齢などによって変わりますが、この限度額という上限ラインはどちらの方法をとっても変わりません。
つまり、あくまでも事前か事後かの違いしかありません。

具体的な手続き手順

①高額療養費の申請手続き(事後に手続きをする場合)

治療を受けたあと、病院等、その医療機関の窓口にて自己負担分をいったん支払い、後日、国保など保険者に申請し、払い戻しをしてもらいます。

 1.病院・診療所などで自己負担額(一般的に3割負担)を支払う
 2.その月(1日から末日)の自己負担額が限度額を越えたら、高額療養費の支給申請をする
 3.保険者から限度額を超過したぶんの医療費が払い戻される

申請手続きは保険者(健康保険組合、協会けんぽ(全国健康保険協会)、共済組合、国民健康保険)によって異なる場合がありますので、詳細はご自分の加入されている保険者に問い合わせてください。

いずれにしろ、医療費の領収証は必要になってきますので、大切に保管しておいてください。

②限度額適用認定証を利用する場合(事前に手続きをする場合)

その月の医療費が高額になってしまうという見込みがある場合には、ご自分の加入されている保険者に申請しましょう。

交付された認定証を提示することで、医療費の支払いが限度額までですむので、高額の立て替え金を用意する必要がなくなります。高額になるかどうかの見込みが不確かな場合でも交付してもらえるので、不安だったら申請しておいたほうがいいでしょう。

 1.加入している保険者に「限度額適用認定証」の交付申請をする
 2.保険者から「限度額適用認定証」が交付される
 3.治療を受ける医療機関に認定証を提示する
 4.診療後、自己負担限度額までの医療費を支払う

申請手続きの詳細はご加入の保険者にお問い合わせください。

またこのほかにも、医療費が高額で一時払いも難しいという方のための高額療養費貸付制度や、自己負担分だけを医療機関に支払い、残りの高額療養費分は、保険者が医療機関に直接支払うという高額療養費委任払い制度というものもあります。

高額な医療費は家計にたいへんな負担を強いることになりますので、こうした救済制度があることを有効利用しましょう。

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