セツヤクLifeBox

必ず貯まるブロガー流節約術と貯蓄法

医療費の節約十カ条

   

突然に私達の家計を圧迫する医療費

どうしても避けられないものですが、なるべく余計な出費は無くしたいものですよね。ここでは、医療費を節約するために大切な十か条をご紹介します。

1.かかりつけ医をもつ

かかりつけ医をもつことの最大のメリットは、私たち患者の情報がすでに相手に把握されているということです。
初めての病院では、患者はまず問診票を書き、血液検査をし、初診料を支払います。かかりつけの病院ではこの手間やコストを省くことができます。

また、ふだんから私の健康状態を把握してくれているお医者さんであれば、それまでの私と比較してほんの些細な体調の変化にも気づいてくれる可能性があります。

最初にどこの病院にかかるか、その際、ここの先生は何科が得意なのかは重要な指標ではありますが、いざという時には専門医を紹介してもらえます。

医学的な知識も必要ですが、患者にとっては不安を取りのぞいてもらうことも大事な治療ですので、気楽に相談のできるかかりつけ医をもちましょう。

2.大病院へは紹介状をもっていく


紹介状なしに大病院ではじめて受診すると、通常の医療費のほかに選定療養費という特別料金が加算されることがあります。この料金は病院側が自由に設定でき、しかも全額患者負担となってしまいます。

大学病院では3000~5000円程度、自治体が運営している病院では1000円程度を徴収している場合が多いようです。

待ち時間も長くてたいへんです。
よほどのことがないかぎり、まずは中小の診療所で診てもらうようにしましょう。

3.受診する時間はきっちりと


病院や診療所がそれぞれ表記している診療時間ではなく、その時間外に受診すると、通常の診療費に「時間外加算」が上乗せされます。日曜日、祝祭日などの休診日には「休日加算」が、22~6時のあいだに受診した場合には、「深夜加算」がかかってしまいます。

やむを得ずこの日のこの時間にしか行けない、急病、事故など、そういう場合はしかたないかもしれません。しかし、余裕をもって受診できるのであれば、通常の診療時間まで待って診療を受けるようにしましょう。

各加算金額は以下のとおりです。

時間外加算 初診:850円/再診:650円
休日加算   初診:2,500円/再診:1,900円
深夜加算   初診:4,800円/再診:4,200円
(*上記金額の1~3割が自己負担額です)

4.はしご受診はやめましょう

セカンドオピニオン」という言葉を最近耳にするようになってきました。
相手も人間ですから、必ずしもお医者さんの診断が正しいとは限らない。それは確かにそのとおりでしょう。ですから第二、第三の先生の意見を聞くことでよりよい診療を受けられることもあるでしょう。
しかし、満足な診療ではないからといって早々に別の病院、診療所へと渡り歩く、いわゆる「はしご受診」は考えものです。新しく受診するたびに無駄な初診料がかかりますし、検査、問診など、手間になってしまいます。
お医者さんとは時間をかけて信頼関係を築いていくことも大事な診療のひとつです。

5.ジェネリック医薬品の活用を


ジェネリック医薬品とは、ある特定の製薬メーカーの開発した医薬品を、その特許期間が切れたためにほかの製薬メーカーが割安で製造・販売している医薬品です。
割安ですが、その主成分は先発医薬品と同じなので、効果はほぼ同等と考えていいようです。研究、開発費が上乗せされていない価格なので、割安価格で手に入る薬として注目されています。

ただし、コーティングの添加物や剤形が異なる場合もあり、必ずしもまったく同じ薬とはいえませんので、しっかり薬剤師の方に相談して購入してください。

6.スイッチOTC薬を利用しよう

OTC薬とは、「Over The Counter」、つまり薬局のカウンター越しに買える薬のことで、「一般用医薬品」ともいわれています。対して、医師から処方される医薬品を「医療用医薬品」といいます。
以前は医療用医薬品として医師からの処方でしか手に入らなかった薬も、市販薬として薬局での販売が許可されるようになりました。医療薬から市販薬(OTC)にスイッチしたということで「スイッチOTC薬」と呼ばれています。

スイッチOTC薬を活用することで、受診の手間が省け、医療費の節約にもつながります。ただし市販薬扱いなので全額自己負担となりますので注意が必要です。

7.医療費控除の申告を


医療費控除は年間医療費の自己負担額が10万円を越えると申告ができます。

とはいえ医療費が年間10万円以上になるということは、手術や入院でもすることがなければそうそうあるものではありません。

しかし、控除の対象になる医療費は、なにも保険適用される治療費ばかりではありません。出産費用や市販薬の購入、病院への交通費なども対象になることがあります。

また、自分だけでなく家族の医療費もまとめて申告できるので、医療に関する領収証は必ずとっておくようにしましょう。

8.高額療養費と限度額適用認定


1か月間(1日から末日)にかかった医療費が高額になってしまったときは高額療養費制度の申請をしましょう。自己負担限度額を越えた分の医療費が払い戻されます。

医療費が高額になると事前にわかっているケースでは全国健康保険協会の各都道府県支部に「限度額適用認定証」の申請手続きをして、予め限度額適用認定証を交付してもらいましょう。

限度額適用認定証を医療機関の窓口に被保険者証と一緒に提出すれば、自己負担限度額を超えた部分の額が払い戻されるので負担が少なくなります。

参考:医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

自己負担額は家族で合算できますので、まずはご自分の自己負担額がいくらなのかを知るとよいでしょう。

9.保険証は必ずもち歩くこと

たとえば旅行先で思わぬ事故でケガなどをして、病院で治療を受けようと思ったら保険証をもってきてなかった、なんてこと、よくありそうな話ですよね。
保険証をもってなかったら、保険診療を受けられませんから、自由診療です。当然、診療費は高額なものになります。
あとで払い戻しすればいいやとお考えでしょうが、場合によっては払い戻し額が少なく計算されてしまうこともあるようです。それにあとから請求するなんて、面倒です。
最近の健康保険証はカード形態のものが多くなっていますから、もしものときのために財布に入れるなどして必ず携帯しておくようにしましょう。

10.病気しない

いろいろと医療制度の有効利用について述べてきましたが、いちばんの医療費節約は「病気をしない」、これに尽きます。

たとえば風邪ひとつとっても、病院での診療、薬代、ふつうの食事は喉がとおらないからと、おかゆを買ったり栄養補助剤を買ったり、普段しない出費が発生します。

出費のことだけではありません、体調が悪いということは仕事も休まなければならず、休んだぶんのマイナスも考慮するとかなりの損失です。まして大病を患ったりしたらたいへんなことです。

転ばぬ先の杖。多少の出費があっても病気をしない体をつくり、大きなケガもしないよう心がけることがなによりの節約であることをお忘れなく!

最後に……


医療費の節約術についていろいろと書いてまいりましたが、忘れてはならないのは、いちばん大事なのは、命、健康です。お金を節約するために体を犠牲にするのでは本末転倒です。
必要な医療費は惜しみなく払うこと、それでも見なおす余地のあるときにだけ、医療費の無駄を省くことができるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 65
    follow us in feedly

  関連記事

医療費控除をしっかり理解して家計を守りましょう!

確定申告をしよう 2月、3月は確定申告でみなさんがバタバタする時期です。 自営業 …

突然の大怪我や大病にも慌てないで!高額療養費を活用しよう!

もしも一カ月のあいだに高額の医療費がかかってしまったときには、高額療養費、自己負 …

「風邪かな?」で大病院へ。ちょっと待った!それ、お金の無駄遣いです!!選定療養費について学ぼう!

「なんだか最近からだの調子がおかしい。ちょっと病院で診てもらおうかな―?」 そう …

海外でもし病気・怪我に見舞われたらどうしよう…?コレを読めば大丈夫!海外療養費制度を正しく理解しよう!

海外旅行や海外赴任の最中に、急な病気やケガなどでしかたなく現地の医療機関で診療等 …

Q「健康保険料、安くならないかな?」→A「残業しなければOK!」 どういうこと??知って得する、標準報酬月額のお話!

標準報酬月額という言葉を、一度はどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか? …

お薬代の大幅節約!!ジェネリック医薬品を活用しない手はない!

「ジェネリック」――利用したことがない方でも、テレビCMなどで名前だけでも耳にし …