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個人向け国債「変動10年」の説明と選ぶポイント

   

個人向け国債の種類のひとつである「変動10年」。
金利が変動する、10年が満期となる個人向け国債です。

変動10年の金利の適用利率の変化は半年ごとに行われています。

実勢金利に応じて金利が上下するため、金利が良い時なら受け取り利子の金額が増えますし、金利が悪いときは利子の金額が減ってしまいます。

個人向け国債変動10年の概要

販売時期:毎月
最低購入価格:1万円~(1万円単位)
金利:変動。金利の計算は「基準金利」×0.66%。半年に一度金利の変動が適用される
満期までの期間:10年
途中解約:発行後1年以降なら可能。ただし解約時にはペナルティーとして「直前2回分の各利子相当額×0.79685(だいたい1年分の利子)」が控除される

個人向け国債変動10年はこんな人にオススメ

個人向け国債変動10年について、大まかには理解できたでしょうか。変動10年は次のような方にオススメできる個人向け国債です。

●金利にこだわりたい!
変動10年は固定3年、固定5年と比べると最初の金利が高めに設定されています。そのため上手く金利が上昇し続ければ「固定」よりもたくさんの利子がもらえる可能性があります。

●インフレ対策に効果的

実勢金利が上昇したと同時に変動10年の金利も上がるわけですのでインフレ対策の資産運用として非常に効果的となります。

変動10年のここに注意!

変動10年を購入する前に注意しておきたいポイントをいくつか紹介していきます。

●金利の下落
自分で注意してどうにかなる問題ではありませんが、実勢金利が下がるとその分変動10年の金利も下がってしまいます

そこまで極端に下がる心配は無いでしょうが、満期が10年だということを考えるとそれなりのリスクは覚悟しておく必要があると思います。

と言っても元本割れすることはありません。あくまでももらえる利子が減る可能性がある、ということです。

●満期が長い

10年間という満期が設定されているので、かなり長期的な資産運用として用いない限りは正直オススメできません。

もちろん、金利が良い時に購入しておいて、金利が下がり始めたら途中解約する、というのも有効な手段ではあります。

しかし先述した通りペナルティーとして「直前2回分の各利子相当額×0.79685(だいたい1年分の利子)」が差し引かれるわけですので、タイミングはしっかりと見極めていかなくてはなりません。

●途中解約のタイミングにも注意
先程から何度か紹介していますが途中解約すると「直前2回分の各利子相当額×0.79685(だいたい1年分の利子)」が差し引かれます。

つまり、最初の内は金利がそこまで高くなかったけれど、ここ1、2年は金利がとても高くなった!

けれどどうしてもお金が必要なので解約しなくてはならない…という場面で注意しなくてはなりません。

場合によってはこれまでコツコツと稼いだ利子が一気に差し引かれてしまう可能性も否定できません。

まとめ

基本的に個人向け国債は固定3年、固定5年で運用するのが良い、と言われています。

やはり金利が下がってしまうリスクは怖いですし、満期が10年、と考えるとかなり長期的な資産運用になるので投資家でない人からすると若干扱いが難しいのが正直なところです。

しかし、変動10年1本だけに絞るのではなく「固定」と上手く組み合わせることでリスクを分散することもできます。

例えば、毎月の給料で少しずつ固定5年を購入して、ボーナスが出た時は変動10年を購入する、といった組み合わせを上手く使えば金利が急上昇したときにしっかりとメリットを享受できますし、万が一金利が下落してしまった時も固定5年をベースにしていればそこまで怖いことではありませんよね。

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