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2016年から始まる子ども版NISA口座で家族あたりの非課税枠を増やす!

   

2016年からは0歳~19歳の未成年者向けの子ども版NISAが始まることになりました。

NISAが参考にしているとされるイギリスの「ISA」でも親が18歳未満の子ども名義で投資を行って資産形成を行えることから、日本でも子ども版が考案されたようです。

これが実際に始まると、NISAの年間非課税枠100万円だったものが、家族あたりで大きく増えることになります。例えばNISAを持っている夫婦の場合、非課税枠が合計で200万円ですが、子どもふたり分のNISA枠160万円(子ども版NISAの非課税枠80万円×ふたり分)が加算され、1家族内で年間360万円の投資金額に対する利益などが非課税枠になります。
NISAで投資費用や利益にかかる税金を節約したい人にとって、家族合計の非課税枠が増えることは単純に喜ばしいことなのではないでしょうか。NISAを勧めている政府側にもどうやらメリットは大きいようです。

まずは株式市場の活性化を狙えることです。NISA口座を多くの人が利用すれば株式市場に多額の資金流入が期待できます。もし子どもNISAを使って投資が実行されたとしたら、利用者全体の5%程度だとしても約2000万人が利用対象者になります。しかも、ひとりあたり60万円程度の投資だけとして年間で6000億円の資金が動くことになるわけです。これだけ動けば市場が活発化することは明らかです。

さらに、親や祖父母から子へ資金が移動することも期待できます。子ども版NISAは、子ども版といえども本物の投資ですから、実際には子どもが直接運用するのではなく、親などが運用することになります。ですので、これまで通り大人による資産運用が実施され、投資も促進することは間違いありません。

また、この子ども版NISAへの資金入金と利益獲得が広い意味で贈与になります。下の世代へと資金が流れるわけで、いわゆる生前贈与になるわけです。これは日本では年間110万円まで非課税となっていて、子ども版NISAの非課税枠上限の年間80万円は生前贈与から見ても非課税の対象になります。よって、親や祖父母がただ子どもや孫孫に遺産を残すよりもより有意義なものになるわけです。

つまり、子ども版NISAは親や祖父母が資産を譲る際の節税対策にもなりますし、子どもらへ資産を残すための運用にもなるのです。子ども版NISAは投資する側にもさせている側にもメリットがあるということです。

子ども版NISAの諸条件を確認しておこう!

NISAは2014年に始まった投資に対する非課税の優遇待遇ですが、20歳以上の成人にのみ口座開設が認められてきました。これを、2016年1月以降から20歳未満に対しても投資できるようにしたのが子ども版NISAというわけです。
では、ここで子ども版NISAの諸条件を確認してみましょう。

・口座資格 : 0歳~19歳まで
・非課税投資枠 : 毎年80万円まで(翌年への繰り越しはできない)
・非課税限度額 : 年間80万円まで。5年間累計400万円まで
・非課税期間 : 5年間
・非課税対象 : 株や投資信託の値上がり益や配当金
・その他 : 原則18歳になるまで引き出すことができない

例えば19歳で子ども版NISA口座を開設すると、対象年齢から外れてしまうので、この場合はそのまま大人のNISA口座へと引き継がれます。
また、最後の条件もなかなか厳しいですね。
18歳までは基本的に引き出すことはできません。ですので、本当に親や祖父母からの生前贈与のために取っておくといった口座になってしまいます。その点は今後の資金用途なども考えながら投資していくべきかと思います。

そんな子ども版NISAをどう利用していくのがいいのか

では、そんな子ども版NISAをどう利用し、どう向き合っていくといいのでしょうか。
そもそも名称に「子ども」とついているので、一見遊びのように見えてしまいますが、実際にこの口座を運用するのは子どもではなくて代理で口座を開設する大人です。ですので、実質的に言えば、NISA口座の1家族(1世帯)あたりの非課税枠が増大したと見るべきかと思います。

ですので、子ども版NISA口座をどう賢く使っていくかは、基本部分では元来のNISAとなんら変わるところはないでしょう。NISAも子ども版NISAにおいても、非課税の期間は最大で5年間です。つまり、長期投資に向いているものなので、割安で成長が期待できる株を5年間寝かせておくような、長い目で見た投資スタイルがいいのかなと思います。

それから、子ども版向けらしい微笑ましい使い方もあります。それは、株式投資に際し、商業施設やテーマパーク関連、おもちゃメーカーの株など、子どもが喜ぶ会社を狙ってみることです。そんな会社によっては株主優待制度を商品や招待券のプレゼントで行うこともあるので、長く持ちながら家族でのレジャーなどに利用するのもおもしろいのかと思いますよ。子ども版NISAでも株式投資による配当金や株主優待が非課税で受け取れるので、利用しない手はないのではないでしょうか。

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