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ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)徹底解説記事!

ソーシャルレンディングの基本な情報からサービスを提供している企業まで幅広く紹介

ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)とはネットを使って事業者にお金を貸し、利息や配当を受け取れるクラウドファンディングになります。

投資家はソーシャルレンディング運営会社と「匿名組合契約」を締結することで出資できるようになります。集まった出資金は運営会社が事業者に対して貸し付ける仕組みです。

一般的な投資(株式投資など)と比較すると、比較的少額から始められる(1万円~10万円程度)ので初心者投資家でも手軽に始められるのは大きなメリットだと言えるでしょう。

各プロジェクトに分散投資することも可能なので、貸し倒れのリスクもある程度は軽減可能です。

また、これまでは資金を集めるのに苦労していた調達者から見ると、ソーシャルレンディングを有効活用することで幅広い投資家たちから資金を受け取ることができ、様々なサービスやアイディアを形にできるのも素晴らしいメリットになります。

実際に新規事業、不動産投資、ベンチャー企業、さらには海外に至るまで実に様々なプロジェクトが目白押しです。リスクの度合いやリターンについては各プロジェクトによりますが、3%~10%程度の高い目標利回りが設定されていることがほとんどです。

ソーシャルレンディングの市場規模は?

世界中のクラウドファンディング市場は2014年0およそ2兆円と推計されており、このうち7割がソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)だと言われています。

年間およそ50%の拡大が続いているクラウドファンディング市場で最も利用され、支持され、注目されているのがソーシャルレンディング、と言えます。

日本国内のソーシャルレンディング市場もまた同様に着々と伸びており、今後はさらなる参入企業の増加、そしてソーシャルレンディング自体の認知度の高まりもあってより一層市場が拡大していくものだと予想されています。

ソーシャルレンディングのリスクと注意点

ソーシャルレンディングは高利回りが魅力的ですが、それ相応のリスクがあることも理解しておかなくてはなりません。

まず挙げられるのが「貸し倒れリスク」です。資金を貸した事業者が返済できない状態に陥ってしまった場合、投資家は投資したお金をそのまま損失として負うことになります。

少額投資が可能とはいえ、決して安いわけではないため、必ず投資先のプロジェクトにどのようなリスクがあるのか、担保の確保はできるのか、リスクヘッジとしての備えはあるのか、保証は?など総合的な視点でプロジェクトを選択する必要があります。

今の日本の制度では個別の事業者に貸し付けることはできません。そのため、ソーシャルレンディング運営会社の審査能力・手腕に一存する形になってしまいます。つまり、信頼できる運営会社を見極めるのも重要なポイントと言えるでしょう。

注意点

貸付型クラウドファンディング運営会社は金融庁に「第2種金融商品取引業者登録」、そして各都道府県に「貸金業者登録」を行う必要があります。

事前にホームページなどで確認しておきましょう。ただし、形態によってはこれらの登録がなくても運営できる場合もあります。確実なのは各運営会社に問い合わせることでしょう。

貸付残高の年率0.5%~3%ほどの手数料が発生するのでコスト管理に注意。
ソーシャルレンディングは「匿名組合の利益配当に20.42%の源泉徴収」が課税されます。

これは「雑所得」に分類されるため原則として「確定申告が必要」だということを忘れないように。ちなみにクラウドファンディングによる利益は他の商品と損益通算ができないのも注意。

ソーシャルレンディング運営会社の比較

ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)のサービスを運営している主な会社を紹介します。それぞれの特徴や実績などを参考にしてみてください。

サービス名 OwnersBook maneo SBIソーシャルレンディング Crowdcredit AQUSH ラッキーバンク みんなのクレジット 
タイプ  金融貸付型 金融貸付型  金融貸付型  金融貸付型  金融貸付型  金融貸付型  金融貸付型 
業務開始時期  2014年9月  2008年10月  2011年3月  2014年7月  2009年12月  2014年5月  2016年4月
 実績  成約ローン総額約463百万円
(※2016年4月時点)
 成立ローン総額450億円(※2016年5月時点)  累計115億円
(※2016年3月時点)
 成約ローン総額約3千万円
(※2014年9月時点)
 2012年度のローン募集総額約29億円
(※2014年9月時点)
 累計25.5億円
(※2015年11月時点)
 累計2.5億円
(※2016年6月時点)
 募集金額  3百万円~50.5百万円  500万円~5,000万円  1万円~13億円  15百万円~20百万円  500万円~3億円  500万円~  10万円~10億円
 参考運用利回り(年利・税前・手数料前)  4.8-14.5%  5.0-9.0%  3.5%(証券担保ローン)、5.0%(不動産担保ローン)  7.0-10.9%  4.0-15.0%  6.0-10.0%  3.0-12.0%
 出資者手数料  なし なし   年1.5%(証券担保ローン)、年2.2%(不動産担保ローン)  プロジェクトによる
(年0.6%の営業者報酬のケース有り)
 なし なし   なし
 調達者手数料  2%程度  金利に含まれる  なし    年1.5%    
 最低出資額  実行時に額面の4%(個人)2.1%~(不動産担保)1万円  1万円  1万円  10万円  千円(各ファンド)口座開設時最低5万円の入金  1万円  10万円
 運用期間  1ヶ月~2年  2ヶ月~3年  4ヶ月~3年  3~4年  3ヶ月~3年  3ヶ月~2年  3ヶ月~2年
 特徴・備考等  プロとして活躍している投資家が満足できるプロジェクトを!をモットーに運営しています。
プロジェクトは全て不動産投資のプロが厳選した物となっており、初めての人はもちろん、現役の投資家たちからの評価も高いサービスです。自社内での評価に加えて、外部評価(不動産鑑定士などによる評価額)も加味した上で価値評価が表記されています。
一口1万円~参加できるため、あまり大きな投資ができない人でも手軽に始められるのは嬉しいところ。また少数精鋭による運営を心がけているため手数料などのコストがかなり低いのも良心的。
 日本最大級のソーシャルレンディングサービスです。
事業性資金のための匿名組合経由で貸付を行っています。
現在はプラットフォームも複数展開することで、貸金業のフランチャイズモデルの事業拡大を図っている様子。
 ソーシャルレンディング業界は独立系だったり、バックグラウンドが不明な運営会社が多い中「SBIホールディングス株式会社が100%出資している」という安心感が高く評価されています。
主に証券担保ローンファンドの運用に特長があるほか、不動産担保ローンや、オーダーメイド型の単発ローンファンドなど幅広く取り扱っているのも注目。
 世界に着目したソーシャルレンディング。
日本の個人の余剰資金を資金需要の強い新興国に対して供給することを得意としています。
当初はペルーの不良債権を買い取り、為替リスクヘッジ無しで現地サービサーに回収させる…といったハイリスク・ハイリターンな案件が多かったのですが、徐々にリスク分散しやすいものにシフトしていく方針を建てている様子。運用期間が3年~4年と少々長めに設定されているものの、やはりリターンが大きいプロジェクトを得意としているため注目度もそれなり。
 個人の信用度に報じた格付け、そして金利マトリクスによる投資対象のグループ化などの特徴があります。
またアメリカ最大の個人向けクラウドファンディング「lendlingclub」に匿名組合経由で貸付できるのも特徴です。
 少額1万円単位で投資ができる「全プロジェクト不動産担保付き」が魅力のソーシャルレンディングサービスです。
不動産の担保が必ずついているため、非常に優れた保全性が期待できます。また投資利回りが年6%~10%と高めに設定されており、保全性の高さも相まって今が旬のサービスと言えるでしょう。
手数料なども一切気にすることなく利用できるためコスト面も優れており、初めて投資する人はもちろん、投資家として活躍中の人にも満足のいく運営会社と言えます。
 プロジェクトの対象は「事業性資金」で「担保あり」のものだけを取り扱っています。
そのため保全性に優れており、同時に配当利回り最大12%と高い利回りが期待できるのが魅力的。
また各種手数料が不要なのでコストも気にしなくて良いのは嬉しいポイント。様々な投資対象案件が用意されていて、期間や利率の異なるプロジェクトを好みに合わせて選択できるため、分散投資によるリスクヘッジも容易。最低投資額が10万円~と他のサービスと比較すると若干多めに感じられるかもしれませんが、短期運用にも適しているので幅広い投資家から支持されています。
 顧客資金分別管理  ロードスターファンディング社で三菱東京UFJ銀行に開設された「投資家入出金管理口座」「本営業用口座」で管理。固有財産とは分別管理。  運用前後の預託金は分別管理の実施。  三井住友銀行に開設された「投資家専用口座」「貸金用口座」「分配用口座」で管理。固有財産とは分別。  各プロジェクトごとに三菱東京UFJ銀行に開設された預金口座にて分別管理。  実施。  ラッキーバンク、投資家の資産を銀行口座別に分けて管理。  詳細調査中
 運営企業名  ロードスターキャピタル株式会社  maneoマーケット株式会社  SBIソーシャルレンディング株式会社  クラウドクレジット株式会社  株式会社エクスチェンジコーポレーション  ラッキーバンク・インベストメント株式会社  株式会社みんなのクレジット
 法人設立  2012年3月  2007年4月  2008年1月  2013年1月  2008年5月  2014年5月  2015年5月
 資本金/純資産  549百万円/1,609百万円  301百万円/658百万円  10百万円/61百万円  195百万円/243百万円  100百万円/90百万円  170百万円  80百万円
 出資者/株主構成  Renren Lianhe Holdings 49.2%、当社役職員他 計50.8%  瀧本憲治、GMOクリックホールディングス株式会社、株式会社VoyageVentures  SBIグループ100%  杉山 智行、伊藤忠商事株式会社(18%)、フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合、有限責任事業組合フェムト・スタートアップ、マネ
ックスベンチャーズ株式会社、株式会社GCIキャピタル
 未詳 未詳   
 従業員数  22名  24名  10名  10名  11名  7名 9名 
 登録等  ロードスターキャピタル:第二種金融商品取引業・助言代理業、宅地建物取引業、 ロードスターファンディング:貸金業者登録  第二種金融商品取引業者、貸金業(子会社)、宅地建物取引業者(子会社)  貸金業(東京都)、第二種金融商品取引業者  第二種金融商品取引業者  貸金業(東京都)、第二種金融商品取引業者  貸金業(東京都)、第二種金融商品取引業者、宅地建物取引業  第二種金融商品取引業者
 関係会社  ロードスターファンディング株式会社  maneo株式会社、UBIファイナンス株式会社    Crowdcredit Peru S.A.C.、Crowdcredit Estonia OU      株式会社 ブルーウォールジャパン

 

終わりに

投資が気になっているけれど、株式投資やFXはちょっと怖い。そんな人にピッタリのソーシャルレンディングとして注目を集めていますが、いかがだったでしょうか。

もちろん貸し倒れのリスクはありますし、思っているほどの配当利回りが得られないこともあるでしょう。しかし担保の状況など各プロジェクトごとの特徴をしっかりと見極めていけばある程度はリスクヘッジができるのは大きいポイントになってくると思います。

冒頭でも紹介した通り、現在の日本の制度では特定の個人や企業に対して継続的に収集することが制限されているため、ソーシャルレンディング業者を介す必要があります。どの業者を利用するかによって結果が大きく異なるので、しっかりと吟味した上で選ぶようにしましょう。

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